『ふたつの星とタイムマシン』を読んだ感想

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こんにちは、とまとです!
今回は畑野智美さんの『ふたつの星とタイムマシン』を読んだ感想をお伝えしたいと思います。
装画は『えんとつ町のプペル』の著者でもある、西野亮廣さんが担当されています!
繊細な線のタッチで素敵ですね…!

収録作品一覧

こちらの本は、短編小説が7本収録されています。

・過去ミライ

・熱いイシ

・自由ジカン

・瞬間イドウ

・友達バッチ

・恋人ロボット

・惚れグスリ

次に一作品ずつのあらすじを紹介していきます。

過去ミライ

過去に戻る研究がしたい、大学生の女の子、歩美が主人公のお話です。

若くてかっこいい大学の先生が過去に戻れるタイムマシンを持っていると知り、

彼女は2011年に戻り過去を変えようとします。

過去を変えようとする理由が甘酸っぱい青春な理由なので、ぜひ作品を手にとってご覧ください…!

熱いイシ

喫茶店を営んでいる女性、フミが主人公のお話です。

恋人の広文と一緒に喫茶店を切り盛りしていますが、彼からプロポーズがなくモヤモヤしています。

そんなある日、共通の友人田中が不思議な石を持ってきます。

その石を持たせて質問を投げかけると、質問に対する気持ちがわかるという代物でした。

自由ジカン

自分の時間を伸ばすことができる超能力を持った中学生の女の子

大道が主人公のお話です。

この能力をテレビで披露し、「超能力アイドル」になって

他の人とは違う人だと思われたい女の子でしたが…。

瞬間イドウ

彼氏なし、仕事に生きがいを感じていたがそうでも無くなっている

30代のOLが一ノ瀬が主人公のお話です。

ある日、自分が行きたい場所に行けるようになる力を手に入れます。

力を使って様々な国の観光地に行くことになりますが、

ある国での出来事がきっかけで彼女の気持ちに変化が訪れます。

友達バッチ

小学生3年生の男の子サトシが主人公のお話です。

サトシとその友達哲ちゃんは二人で毎日秘密基地ごっこをする仲で親友同士です。

そして、二人は学校ではいじめの標的にされる人物でした。

ある日サトシは、秘密基地の作り方を教えてくれた大きな友人、田中から

誰とでも友だちになれる「友達バッチ」をもらい、そこから話が展開されていきます。

恋人ロボット

この話の主役は、「過去ミライ」での主人公であった歩美の恋人

あゆむが主役のお話です。

あゆむは東京の大学へ通っており、科捜研部に所属していた。

久々に部室に顔を出すとそこには同期と先輩二人、彼ら三人の彼女がいた。

同期に「彼女はどうしたのか」、「充電ならここですればいいのに」

と言われ疑問に思っていたが、彼ら三人の彼女たちはロボットであった。

惚れグスリ

「熱いイシ」「友達バッチ」で登場した田中が主人公のお話です。

彼は、会社の同期で気になる女の子がいた。

そんなある日、広文から「惚れ薬」をもらうことになる…。

感想・まとめ

7つのお話が収録されており、それぞれの話が繋がっている本でした。

空想物語系が好きな方は楽しめる作品でないかと思います。

個人的に一番好きなお話は、「惚れグスリ」でした。

この話には、「友達バッチ」の主人公のサトシが登場するのですが、

彼の言葉にぐっと来ました…!

読んだことがあるという方は、コメントで感想を書いてくれると嬉しいです!

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました(*´∀`)

ふたつの星とタイムマシン【電子書籍】[ 畑野智美 ]

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