突然ですが、皆さんは幸せになりたいですか?
今回紹介する本は、幸せになるため「変化すること」に対しての考え方が学べる本をおすすめします。
この本を読んでほしい人は…
・幸せになりたい人
・経営者、起業家の方
・フリーランスの方
タイトル『チーズはどこへ消えた?』
今回紹介する本は、スペンサー・ジョンソン著の『チーズはどこへ消えた?』という本です。
この本を書いたスペンサー・ジョンソン氏は、「医学博士、心理学者」という肩書を持っており、心臓のペースメーカー開発にもたずさわっていました。そして、さまざまな大学や研究機関の顧問をつとめ、シンクタンクに参加する一方で、著作活動を続けていました。(2017年に亡くなっているそうです。)
『チーズはどこへ消えた?』あらすじ、登場人物について
登場人物は、ネズミのスニッフとスカリー2匹と小人のヘムとホーの2人が登場します。
彼らは、「迷路」の中で住んでおり、「チーズ」を探して生活をしていました。
この物語では、「迷路」と「チーズ」を下記のように定義しています。
「チーズ」とは、私たち人生で求めるもの、つまり、仕事、家族、財産、健康、精神的な安定……等々の象徴。
「迷路」とは、チーズを追いもとめる場所、つまり、会社、地域社会、家庭……等々の象徴です。
スペンサー・ジョンソン:著『チーズはどこへ消えた?』カバーそでより引用
ある日、2匹と2人は大量のチーズがある場所を発見します。
しばらく、2匹と2人はその場所に通っていましたが、小人の2人はチーズがある場所へ引っ越し、チーズはなくならないと思いながら、生活をしていました。ネズミの2匹は、毎回その場所へ出向き、チーズの香りを嗅いだり、状況を常に把握していました。
そんなある日、大量にあったはずのチーズがなくなります。
小人の2人は、目の前の現実をすぐに受け入れることができず、「いつかチーズが戻ってくるのではないか」と何日間かその場所を離れませんでした。
ネズミの2匹は、チーズがなくなることが分かっていたので、すでに迷路に入り、新しいチーズを探していました。
小人の2人ヘムとホーは、チーズが戻ってくることを待っていましたが、ホーは迷路に入る決意をします。一方のヘムは、迷路に入らず、チーズが戻ってくることを信じその場所から離れませんでした。
ホーは、自分が通った道に、考えたことを壁に書き付けていきます。その書き付けていく格言から、変化に対する考え方を学ぶことが出来ます。
『チーズはどこへ消えた?』格言の紹介(一部)
ここからはホーが残していく格言を一部紹介します。
”変わらなければ破滅することになる”
変わらなければ破滅することになる
スペンサー・ジョンソン:著『チーズはどこへ消えた?』P.40より引用
大量のチーズがなくなって小人の2人は、食べるものがなくなり、やせ衰えていきます。ホーはチーズを見つけるために、迷路に入る決断をしました。ヘムは迷路に入る気配がなかったので、いつかヘムが元気を出し、新しいチーズを求めてくれるようにと願って、この格言を書きます。
ここで考え方を変わらなければ、餓死してしまうかもしれませんから、この言葉は胸に突き刺さりますね。
”まだ新しいチーズが見つかっていなくてもそのチーズを楽しんでいる自分を想像すればそれが実現できる”
まだ新しいチーズが見つかっていなくてもそのチーズを楽しんでいる自分を想像すればそれが実現できる
スペンサー・ジョンソン:著『チーズはどこへ消えた?』P.52より引用
迷路へ入る前に、ホーは恐怖に駆られます。
しかし、新しいチーズのことを具体的にイメージすると現実味をおびてきて、「きっと新しいチーズは見つかる」と思うようになります。そのときに書かれた格言です。
なにか新しいことを始めるときには、具体的なイメージを考えることで、前に進んで行けれそうですね!
”早い時期に小さな変化に気づけばやがて訪れる大きな変化にうまく適応できる”
早い時期に小さな変化に気づけばやがて訪れる大きな変化にうまく適応できる
スペンサー・ジョンソン:著『チーズはどこへ消えた?』P.62より引用
ホーは元気なうちから、新しいチーズを探していれば、もっといろんなことが好転出来たであろうと考え、この格言を書き付けます。
ビシネスであれ、日常のことであれ、変化にいち早く気づけば、危険は回避できるし、新しいチャンスに巡り会えます。その恩恵を受けるためにも、日々の変化していないか、目を光らせながら行動していきたいですね。
『チーズはどこへ消えた?』のまとめ
あらためて、この本で学べることは
「変化すること」に対してどのような考えで向き合えばいいのか、ということです。
単純なお話ですが、学べることが多い本です。
値段も1000円以下で購入できますので、気になった方はぜひお手にとって見てください!
『チーズはどこへ消えた?』の続編がありますので、今後その記事も書いていきますので、しばしお待ちいただけますと幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました!
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