「仕事がうまくいかない…」「恋人との関係がギクシャクしている…」こんな悩みを持っていませんか?今回は、そんな悩みを解決するためのヒントが隠されている『プレゼント』という本を紹介します。
『プレゼント』はどういう人におすすめ?
・仕事がうまくいかない人
・人間関係がうまくいっていない人
・真の成功を収めたい人
におすすめの本です!
上記の〇〇な人について、具体的にどういう人かについて書いておきます。
読んでみて当てはまらない方は、バックしていただいて結構です。
仕事がうまくいかない人…昇進したいのになぜか評価されない、仕事が定時内に終わらず残業をしまくってしまう、売上のノルマを去年は達成できたのに、今年は達成できないなどの悩みを持つ方
人間関係がうまくいっていない人…恋人との関係に漠然とした不安がある、仕事の同僚、部下と良好な関係が築けておらず、仕事に支障が出る、仕事が忙しくて家族との時間を取れていないと感じる方
真の成功を収めたい人…自分が決めた目標を達成したい、副業で稼ぎたい、社会貢献したいという方
いろいろ列挙していきましたが、簡単にいうと
現状に満足していない人向けの本です。
次にあらすじを紹介していきます。
『プレゼント』のあらすじ
この本は
プロローグ→本編→エピローグという構成になっています。
物語の内容を一言でまとめると
「ある若者がもっと幸せになり、成功する生き方と仕事の仕方を見つける」内容となっています。
次はもう少し詳しいあらすじを紹介します。
物語に入る前に(プロローグ)
2人の人物が登場します。近ごろ、仕事、家庭でうまくいっていないと感じているリズという女性と、仕事が順調で成果を上げており、仲間も楽しく働いているというビルという男性がいました。
リズを見かねたビルは、実際に役立つ寓話『プレゼント』をリズに聴かせます。ビルは話をする前に、この物語で大切なのは、物語の内容ではなく、何を読み取るかが重要だと説明します。
人によって、感じていること、経験していることは違うので、
一つの物語の解釈は、人の数だけあるということなのでしょう。
次に本編である『プレゼント』のあらすじを紹介します。
『プレゼント』(本編)あらすじ
登場人物は少年と老人の2人。2人は1年前から付き合いがありました。
老人は少年に「プレゼント」の話をしました。少年は、老人の言う「プレゼント」は誕生日になったらもらえるものだと思っていました。しかし、その「プレゼント」は物質的なモノではありません。
少年時代の悩み
ある日、少年は平凡な毎日を過ごしているうちに、もっと楽しいことはないか、わくわくすることはないかと不満が募っていきます。そのときに、昔老人から聞いた「プレゼント」について思い出しました。
そして話を聞くため老人のもとへ向かい、このようなことを言われました。
きみはすでに”プレゼント”が何かを知っている
すでにどこへ行けば見つかるか知っている
そしてなぜ幸せになり成功できるのか知っている
きみはおさないころにはよく知っていた
ただ忘れているだけだ。
『プレゼント』著:スペンサー・ジョンソンp.21から引用
少年はよくわからなかったので、もっと具体的に教えてほしいとお願いします。しかし、このプレゼントは「きみが、きみ自身に与えるもの 見つける力をもっているのはきみだけ」だと言われます。
若者時代の悩み(いま現在を生きる)
少年は成長し、若者となりました。
会社に勤めだして周りの人からは優秀と言われており、昇進するだろうと若者は言われていました。しかし、昇進は見送られ、怒りで消耗してしまう日々が続きます。おまけに恋人と破局し、そこから立ち直れないし、将来家庭をもてれるのか不安になります。
消耗しきった若者は、老人に相談しに行きます。
そして、老人と対話をし、結論、「いま現在に生きる」という気づきを得ていくのです。
若者の良き相談相手が老人であり、
対話していくことで、成功する、幸せになるための考え方を
得ていくというのが基本構成となっています。
若者時代の悩み(過去から教訓を得る)
「いま現在に生きる」という気づきを得た若者は、仕事を後回しにせず、目の前にある仕事に集中するようになりました。
しかし、また新たな問題が発生します。それは、同僚といっしょに仕事をするのが難しいと感じており、その人は、努力をしないしアイディアをあまり出さない人でした。若者は、その人に「仕事をしてほしい」と言えず、上司に相談もせず、自分でやろうとしました。そうすると失敗してしまい、クヨクヨします。
そして若者は、老人のもとへ相談しに行きます。
老人との対話の中で、「過去から教訓を得る」ということを学びます。
若者時代の悩み(未来への計画を立てる)
「過去から教訓を得る」ことで、行動を変えた若者は、同僚や部下、恋人との関係は良くなっていきました。
しかし、またもや問題が発生します。
今回は、仕事が溜まっていき、優先順位がつけられない状況におちいってしまいました。
若者は老人のもとへ向かいこんなことを言われます。
未来に生きることは賢明ではない。心配や不安にとらわれるからだ。だが、未来への計画を立てることは重要だ。
未来を現在よりよいものにする方法は、幸運を除けば、ただ一つ、計画を立てることなんだ。
『プレゼント』著:スペンサー・ジョンソンp.63から引用
対話を重ねることで、若者は、「未来への計画を立てる」という教訓を得ました。
教訓をえて行動したことにより、彼は更に昇進し、恋人と婚約をし将来の計画を立てることができました。
今まで得てきた3つの教訓をもとにトライアンドエラーを繰り返し続けた若者は、大人の男に成長していきます。そうすると必然的に訪れるのは、老人の死でした。
男は、老人のように他の人たちの力になりたいと思うようになります。
そしてまた新たな気づきを得て、男は自分を救ってくれた老人のようにまたプレゼントの話を子どもへするのでした。
物語のあとで(エピローグ)
リズは『プレゼント』の話を聴いたあとに2、3日物語について考えたそう。そして物語で得たことと自分の状況をすり合わせることで、いいように物事が進むようになったそうです。
リズは、自分だけでなく他の人にも『プレゼント』の話をしたそうで、具体的にどうなったかをビルに話していきます。(営業マンの仕事の話、離婚して精神的に参ってしまった人の話、リズの旦那さまの話など)
色んな人の人生を変えていくお話ということが分かりますね!
管理人もこの本に出会ってから、「いま現在を生きる」ことで、めんどうな作業を後回しすることが減りました。
まとめ
改めて『プレゼント』とはどんな話か?
→「ある若者がもっと幸せになり、成功する生き方と仕事の仕方を見つける物語」です。
3つの時間「過去」、「現在」、「未来」についてどういう考え方で生きるのか、考えさせられる本です。この考え方を得ることで、みな様の悩みが少しでも減ることを祈っています。
気になった方はぜひ、お手にとってみてこの物語の少年と一緒に、気づきを得てみてください!
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