2017年5月に単行本発売された辻村深月さん著書の『かがみの孤城』について、
あらすじと感想を紹介します!
『かがみの孤城』について
ここでは、
・作者の辻村深月さんについて
・『かがみの孤城』の登場人物について
・『かがみの孤城』のあらすじについて
解説していきます!!
『かがみの孤城』の作者:辻村深月さんについて
1980年2月29日生まれで、出身は山梨県です!
幼い頃から読書好きで「シャーロック・ホームズシリーズ」や「少年探偵団シリーズ」などのミステリーや「ズッコケ三人組」や「クレヨン王国」などのジュブナイルなどを読んでいたそうです!
小学生の頃にホラー小説に出会い、その頃から小説を書いていたそうです。
代表作品は、映画化もされた『ツナグ』、『鍵のない夢を見る』などがあります。
『かがみの孤城』の登場人物
名前 | 説明 |
安西こころ | 語り手。中1。恋愛関係のいざこざに巻き込まれ、不登校になる。 |
アキ | 中3。明るくて社交的な女の子。 |
スバル | 中3。穏やかで背が高い男子。 |
フウカ | 中2。ピアノを弾くメガネ女子。 |
マサムネ | 中2。物知りなでゲーム好きな男子。 |
リオン | 中1。イケメン男子。 |
ウレシノ | 中1。小太りで惚れっぽい男子。 |
オオカミさま | 狼の仮面をつけた小学生くらいの少女。 |
喜多嶋先生 | フリースクールの先生。20代後半の女性。 |
真田美織 | こころが不登校になった原因になった人物。 |
東条萌 | 転校生。こころを裏切った人物。 |
あらすじにも書いていますが、7人の子どもたちが集められて鍵探しをしていきます。
なぜ、7人の子どもたちが集められたのか、気になりますね。
『かがみの孤城』のあらすじ
真田美織は、自身が好意を寄せていた男の子が、こころのことを好きだったという理由から
こころに陰湿ないじめをしていました。
そんな中、決定的な事件が起こりこころは、学校にいけなくなってしまいます。
部屋でくつろいでいると、置いてある鏡が光だし、中に入り込めるようになります。
鏡の中に入っていくと、そこには大きな城があり、オオカミの仮面をつけた少女と6人の子どもたちがいました。
オオカミの仮面をつけた少女は、「ここで鍵をさがしてもらう」といいます。
その鍵を使えば、なんでも願いが叶えられるということでした。
ただし、鍵を使ってしまえは、鏡の中で起こった出来事は記憶からなくなる
鍵を使わなければ、記憶は保たれる、という制約がありました。
『かがみの孤城』の感想
こころの視点から、物語は進んでいくのですが、こころの気持ちを汲みながら読んでいくと苦しくなるところは、多々ありました。。。
学校にいかせたいこころのお母さんとの対話や、真田美織との事件の回想シーン、こころの繊細な心情が表現されているため、本当に心苦しくなります…。
伏線がたくさん仕込まれているので、最後は驚くと思いますよ!!
一回目読んで、また読み返したくなる作品でした!!
バッドエンドが好きな方にはおすすめできません、いい話で終われます!
『かがみの孤城』まとめ
あらすじは、7人の子どもたちが鏡の世界で、夢を叶える鍵を探す物語です。
鍵探しを通じて、子どもたちは仲良くなりますが、それでも7人の中でもいざこざが起こります。
どういう展開が待ち受けているのか、読み終わったら「そうだったのかーーー!!!」となること間違いなしなので、ぜひ読んでみてください!!
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