クリエイターが「ビジネススキル」を学べる機会って少ないなと思いませんか?
「今は副業で稼いでるけど、いずれ独立したい…」
「絵を描くことが趣味でいずれは仕事にしたい…」
そう思っても実際どういう風にこれから行動していいか分からないし、ビジネスってなんか難しそうと思っているのではないでしょうか?
その願いを叶えてくれる本があったので、今回紹介します!
『クリエイター1年目のビジネススキル図鑑』著書について
著者は、山田邦明(やまだくにあき)さんという方です。
出身は、岡山県津山市。京都大学法科大学院を卒業後、スタートアップ向け法律事務所で弁護士として活動。知的財産や資金調達に関する契約業務などに従事。その後エンターテイメント会社アカツキに初期からジョイン。管理部門を立ち上げ、IPO業務の主担当として、上場に貢献。
『クリエイター1年目のビジネススキル図鑑』より引用
自身が「創作」に救われたことから、クリエイターのパートナー事業を行う『しろしinc.』やクリエイター専門の『しろし法律事務所』を設立。”生まれるはずの「もう1作品」を創る。”をミッションに、情報で、体制で、企画でクリエイターと共に作品を創っている。
特に好きな創作は漫画。「寄生獣」「Londreaall」「こどものおもちゃ」「HUNTER×HUNTER」「推しの子」「少女ファイト」などここには書ききれない傑作漫画に囲まれて幸せを噛みしめる日々。
法律のプロである弁護士さんであるかつ、クリエイターさんに敬意を払っている方なので、
筆者としては、信頼できそうな方だなと思います!
『クリエイター1年目のビジネススキル図鑑』内容について
この本の読者対象は、創作をしているすべてのクリエイターさんです。
この本で学べることは
- お金を稼ぐ方法について
- ビジネスマナー
- 文書
- 法律
- 契約
- 税金
- 独立、法人化
- トラブル対応 など
これらについて、初歩的なことを教えてくれます!!
『クリエイター1年目のビジネススキル図鑑』読んでみた感想
この本を読んで一番びっくりしたことは、「法律は曖昧であること」です。
法律のイメージは、ルールが決められていて、そこからはみ出たら即アウト!でした。
しかし、この本には「なぜ法律が曖昧なのか」ということを優しく説明してくれているので、とても良かったです。
あとは、色んなトラブルがあって、それに対してどのような風に対応したらいいかを綴っていました。
「こういうトラブルがあるかもしれない」というのを頭に入れておくだけでも、実際トラブルが起こったときに、慌てずに対処できそうだと感じました。
各章の終わりに「コラム」があったのですが、そこには最近出てきた言葉(例えば、「NFT」「インボイス制度」)について、山田さんの考えが書いてあったりしました。
言葉の解説もあるので、とても勉強になりました!
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